一、都市の概況

  棗庄市は東経116°48'－117°49'、北緯34°27'－35°19'の間に位置して、北温帯季節風気候に属して、年間平均気温が13.9℃で、年間降水量が815.8ミリメートルです。棗庄市は山東省直轄都市で、現在薛城区、市中区、山亭区、台児庄区、嶧城区と滕州市など5区1市を管轄しています。全市の総面積は4550平方キロメートルで、総人口は360万人です。その中、市街区は面積100平方キロメートル、人口50万人です。

  棗庄市は地理的位置が優越して、交通が便利です。 棗庄は江蘇、山東、河南、安徽の境界と淮海経済区センターに位置して、我が国東部地域の南北中間地帯で、また沿海地区と西部内陸部の重要な結合部でもあります。隴海線と日照港、嵐山港、連雲港などに隣接して、200キロメートルの半径以内に済南、青島、徐州、連雲港、臨沂など5つの空港があります。京滬鉄道（北京－上海）、京福高速道路、 104 国道、206国道、京杭大運河と建設予定の京滬高速道路は境を通って過ぎています。

  棗庄市の自然資源は非常に豊富です。１、鉱物資源。すでに探知した地下鉱物は20余種あり、主に石炭、鉄、銅、ボーキサイト、石膏、石英石、陶土、粘土、ひる石、大理石、花崗岩、石灰石、リン鉱などがあります。境界内の石炭含有量は豊かで、現在すでに三大炭田が探知され、石炭面積は1017平方キロメートルで、埋蔵量は45億トンに達しています。石膏の埋蔵量は12.8億トンで、石灰石の埋蔵量は265億トンで、大理石の埋蔵量は2億立方メートルで、白雲石の埋蔵量は3824万トンで、探知した鉄鉱の埋蔵量は約1.7億トンです。2、水資源。京杭大運河は市の南部を横切って、境界内を流れる距離が68キロメートルです。境界内に流域面積が100平方キロメートル以上に達するほかの中小型河川が10本、大?中型のダムが5基あります。水資源の総量は14.72億立方メートルで、一人当たり419立方メートルで、山東省の平均レベルより高いです。3、生物資源。植物資源は小麦、トウモロコシ、アワ、高梁、水稲、ダイズなど32種類の農作物及びスイカ、カボチャ、トウガンなど50余種のウリ類植物があります。そのほか、100余りの果樹類植物、50余種の水生経済植物、260余種の観賞植物、300余種の野生経済植物もあります。

  棗庄市は交通と通信が発達して、エネルギーの供給が十分で、金融、ショッピング、文体娯楽施設の体系がそろっています。全市の旅客輸送線路は303本に達して、開通した道のりは49660キロメートルです。旅客輸送バスは省内の各都市と市内のすべての郷?鎮に直通できるばかりでなく、また北京、天津、河北、河南、上海、安徽、江蘇、浙江など8つの省?直轄市の中心都市と商品集散地に直通できます。境界内鉄道の長さは288.5キロメートルです。京滬鉄道は棗庄西部を通って、棗薛支線は京滬線と薛城で交差して、また上海への長距離急行旅客輸送列車も開通されました。境界内の京杭大運河の航路は68.5キロメートルで、河北、江蘇、浙江、上海などの省市と通じていき、境界内には港が53個あって、年間呑吐量は500万トンに達しています。郵便と通信はすでに近代化的な光ケーブル、マイクロ波とデジタル交換施設を採用して、電話交換機の総容量が14.1万台に達しています。電力は坑口など10基の発電所を持って、設備総容量が186万キロワットで、年間発電量が150数億度に達しています。都市の給水、ガスとスチームの供給はそろっています。近代化的なショッピングセンターと星ランクのホテルなどの渉外サービス機能は整っています。

  棗庄市は現在すでに石炭化学工業を主体にして、石炭、建築材料、製紙、紡織、機械電子の五大産業を支柱にして、同時に冶金、たばこ、ゴム、食品、医薬など部類のそろっている工業体系を形成しました。石炭工業は135の炭鉱を持って、年間の原炭産出量が1823万トンで、輸出した洗炭した石炭が140数万トンに達しています。建築材料工業の主な製品はセメント、石膏、板ガラスで、その生産高はそれぞれ山東省の第一位、第二位、第三位に位置しています。紡織工業は紡織、染色、服装一本化の生産体系を形成しました。機械電子工業の旋盤、卓上ボール盤、標準部品、電子部品などの製品は国際市場でかなり強い競争力を持っています。

  棗庄市は農業?林業?牧畜業?漁業が盛んで、物産が豊かです。農作物は主に小麦、トウモロコシ、サツマイモ、ダイズ、綿、落花生、桑、麻などがあります；果物は主にザクロ、スルガラシの果実、黄色のナシ、シナグリ、赤いナツメ、クルミ、サンザシなどがあります；牧畜は主に牛、豚、羊、兎、鶏、鴨などがあります；水産物は主に淡水魚、スッポン、エビ、カエルなどがあります。棗庄は国家商品食糧生産基地、無公害野菜の生産基地、水産物の養殖基地、牧畜業の基地と加工した果物類と鮮果の基地で、国連食糧農業機関の開発区と淮海経済区の模範地区の一つです。

  改革開放してから、棗庄市の対外交流は日に日に活発になり、対外経済貿易の発展は早くて、相次いでドイツのシュプロックハフェル市、ノールトフ市、ドレースデン市、日本の山口県美祢市、オーストラリアニューイングランドの西北区と国際友好都市を結んで、世界中の100余ヶ国家?地区と経済貿易協力関係を作り上げて、15所の海外連絡処と海外ビジネス機関を創立しました。 2003年、外資契約利用は15315万ドルで、同時期と比べて45.5%伸びて、外資実際利用は4681万ドルに達しました。外資は世界40余りの国家と地区からきて、国際有名な韓国大宇、日本日商岩井、インドネシア光彩グループ、米国三徳会社、米国IBP会社など多くの大手商社、大手財団は次々と棗庄市へ投資して企業を起しに来ています。外国貿易輸出は増長を続けています。2003年、全市の輸出入額は24454万ドルで、同時期と比べて32.7%伸びて、その中、輸出額は18222万ドルで、同時期と比べて29.6%伸びました。輸出商品は20分野の400余種に及んで、世界70余りの国家と地区へ遠く売りさばいています。対外的請負工事と労務提供サービスも著しい発展を呈しました。

  1、出入国の管理

  棗庄市公安局出入国管理処

  住所：光明中路　　電話：0632-3346180

  棗庄市市中区公安局外事科

  住所：勝利路　　　電話：0632-3347592

  2、住宅の価格

  棗庄市の住宅の平均価格は約1100元/平方メートルです。

  3、翻訳機関

  棗庄市外事事務室外事サービスセンター

  住所：解放路　　　電話：0632-33140264

  4、渉外機関

  棗庄市対外貿易経済合作局

  住所：振興中路91号

  電話：0632-3311103