山東省日照市の日照税関(青島税関が管轄)の昨年の貨物取扱量は、前年を約2200万トン上回る5588万トンに達し、増加量は全国港湾のトップだった。
日照税関は1986年5月19日の開設。過去20年間の関税徴収額は162億8千万元に上り、うち05年の徴収額は44億8千万元で、開設初年の1088倍に達した。取扱い貨物量は2億5千万トン、出入国船舶数はのべ2万8千隻。密輸刑事案件の処理数は60件で、案件の金額的規模は5億8700万元だった。
ここ数年、日照税関は通関作業改革を進め、「オンライン納税」「ペーパーレス通関」「加工貿易ネットワーク監督管理」といった新しい通関ツールを利用するなどして、通関作業のスピード化を図っている。通関の所要時間はこれまでの10数時間から10分にまで短縮され、企業の貿易コスト抑制に一役買っている。
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