中文 English Korean
山東概況 山東経済 山東の旅 山東の文化 山東と日本 最新ニュース フォトニュース
 山東の旅


修学旅行


中国社会の倫理は、孔子の『詩』『書』『礼』『楽』『周易』『春秋』によって基礎付けられたのだと言える。正直で楽観的な孔子は生涯をかけて、真善美や理想的社会を求めていた。その精神と理念は中華民族の性格と気質に影響している。孔子の成功と失敗は、みな自分の人格とかかわりを持っているし、孔子の思想の長所と短所は、数千年来中国とアジア、さらに世界に大きく影響をもたらしている。
1989年現在、毎年山東省の孔子の故郷で修学旅行が行われている。参加者は、まず入学式に参加して、中国古代の学士服に学士帽をかぶり、「杏壇」と言って、孔子がかつて弟子たちに学問を講じたところで新人教育を受けて、それから、受講を開始する。孔子の一生と哲学思想、中国の書道、絵、音楽、武術、民族、漢方医学、料理など、色とりどりの内容を学ぶ。授業風景の見学と、自分が自ら学習するという方法で講義を受けている。すべてが修了した後、孔廟の前で修了証書授与式を行う。このような修学旅行は、中国の伝統的文化の特徴を展示するだけではなく、知識を広め、趣味を養うこともできるので、学習によい機会だ。
山東省に来て孔子に親しみ、修学旅行を通してその精神と境地を体験し、中華民族の古い文化と一代の聖人の高尚な品格を味わう。

杏壇
孔子の教育の輝かしいシンボルである杏壇は、大成殿の前の通路の真ん中にあり、孔子が学生に学問を教えた場所だそうだ。杏壇のそばに古い桧があり、「先師が自ら植えた桧である」と書いてある。杏壇の周りは赤い柵と歇山で囲まれている。十字の 黄色いレンガの屋根が二重になっていて、半ばアーチをなしている。杏壇の中は、天井に色彩画が繊細に刻まれ、金色の竜が描かれている。中には乾隆皇帝が書いた「杏壇賛」という石碑もある。杏壇の前にある香炉は約1メートル、形が古風で素朴であり、金の時代の遺物である。この杏壇は宋の時代に建てられ、周りに杏の木が植えられているので、そう名づけられたのだ。金の時代に杏壇の上にまた東屋が建てられたが、今日の杏壇は明の時代の後半に建て直されてできたものだ。

曲阜孔子六芸城

       


曲阜孔子六芸城は、主として孔子の礼、楽、射、御、書、数という「六芸」を内容とする文化的観光の場所で、孔子の六芸の音楽舞踊と、孔子を祭る音楽舞踊を観ることができる。それだけではない。六芸城ではまた、ショッピング、飲食、観光、休暇もできる。
六つのホールがあるが、「礼」ホールでは、周の天子の即位と閲兵を観ることができ、古代音楽舞踊ホールと孔子六芸シアターでは、古代音楽舞踊と孔子を祭る音楽舞踊を観るほかに、当地の軽食を楽しむこともできる。また、「射」ホールでは、古代に倣って矢を射るなど、面白い遊びができ、「御」ホールでは、古代に倣った電気牛車に乗って孔子の列国周遊を体験し、「書」ホールでは、孔子が72人の学生に教えている場面と、木で刻まれた「論語」の壁掛けを観、「数」ホールは、数学の迷宮のようなものだ。

孔子精華苑
孔子精華苑は、孔子の歴史、曲阜の歴史、孔子氏族の歴史などを中心とした観光場所だ。文字の紹介を通じて、観光客は曲阜の雄大な古代建築群と、古風で素朴な民俗を鑑賞すると同時に、全面的に曲阜と孔子を知ることができる。

論語碑苑
論語碑苑は、石碑の形で『論語』を表現する古典園芸式の文化観光の場所だ。明の時代の様式を基調とし、南北の園芸風格を兼ねている。碑文もいろいろ流派をなしているので、現代の書道芸術を一堂に集めている。

洙泗書院
洙泗書院は、もとは「先師講堂」と言って、曲阜から4キロ離れた北東のところにある。孔子が学問を講じた場所だったが、後になって孔子を祭る場所になったそうだ。孔子は列国を周遊してから魯の国に戻って、詩、礼、春秋を編纂し著した。そして、学生を募って教えた。漢代から宋、金になって、いずれも「講堂」と名づけられていたが、元の時代になって洙泗書院と呼ばれるようになった。紀元1337年(元至元三年)に同じ場所で「殿、堂、門、廡」を建て、洙泗書院と名づけた。そして、専門的に奉る人があった。1494年(明弘治七年)に建てなおしたが、洙泗書院の敷地面積は19388平方キロメートルで、構内の建築は明の時代のものだ。清の時代になって改めて建築し、講堂、大成殿、両廡などがある。碑文は元から明、清までのものがあり、古い松が高く聳え立って、構内は大変静かだ。

山東の各市
済南市  青島市
淄博市  棗庄市
東営市  煙台市
濰坊市  済寧市
泰安市  日照市
威海市  莱蕪市
臨沂市  徳州市
聊城市  濱州市
菏沢市
山東概況
·山東概要
·行政区画
·自然地理
·歴史文化
more...
フォトニュース
Copyright (C) 2001-2006 dzwww.com. All Rights Reserved